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【風水の科学】再発見!土地と住宅の風水

土地、住宅には、風水と深い関わりがあるのをご存じでしょうか。

現在の日本で広まった風水は、「衣・食・住、インテリア、行動、心理」まで拡張され、占いの要素が大いに取り入れられています。

占いが取り入れられた風水には、少し疑問を感じるところもありますが、少なくとも土地、住宅に関していえば、風水の主張が科学的に説明できるものがあります。

地学、防災などの専門的な立場から、たくさんの土地と住宅をみてきました。その経験から、少なくとも風水が教える次の3つの主張は、正しいと確信しています。

  • 危険な土地には住まないこと
  • 湿気(水)を滞留させないこと
  • 風通しをよくすること

本記事では、風水を少し科学風に説明していきます。

そして、室内やインテリアだけでなく土地と住宅についてこそ、風水を取り入れるメリットがあることをお伝えします。

こんな方におすすめ

  • 風水に興味がある方
  • 土地、住宅と風水の関係を知りたい方
  • 土地、住宅に風水の教訓を活かしたい方

 

風水の持つ本来の意味

古来風水は、次の大きな役割を果たしていました。

 

地形・地質学、防災学の役割

古代中国の思想といわれる風水は、もともと土地の持つ「特徴」を分析し、都市、住居、建物など住みやすい土地、人が住むのに適さない土地、そして危険な土地を評価する学問でした。

現代の言葉で表現すると、地形・地質を読み解き、防災上衛生上、人が住むのに適した土地、適さない土地、住んではいけない土地を選定すること。

これこそが、風水の大きな役割の1つでした。

衛生学の役割

古来風水は「じめじめした土地」を嫌います。昔の人たちは「じめじめした土地」に住むと、病気になりやすいことを経験上知っていたからです。

人々が健康な生活を送るため、「じめじめした土地」にしない工夫が風水なのです。

つまり、風と水(気の流れ)を操り、湿気(水)をコントールする役割があったのです。

現代で言えば、「衛生学」としての役割といったところでしょう。

風と水をコントロールして、人々が健康で幸せな生活を送ること、これこそが、風水の持つ本質的な意味なのです。

 

風水の「気」と「気運」の正体

メディアや雑誌などに、たびたび風水が取り上げられますが、よく「気」とか「気運」という言葉がで使われます。そもそも「気」や「気運」って、何なのでしょうか?

 

長年の疑問だった「気」の正体

風水の「気」について、ずっと疑問に思っていました。エネルギーの流れとか、パワーとかのことだと言われても、私には理解できませんでした。科学的ではないからです。

しかし、たくさんの土地や住居、そして住んでいる人を見てきた経験から、確信しました。気の正体は文字通り「風や水の流れ」のことだと!

朝、窓を開けて空気を入れ替えると、気持ちが良いですよね。台所の食器をそのまま放置しておくと、気分が悪いし、場合によっては異臭を放ち、カビが生えたりしますよね。

でも流水で洗うと綺麗になりますね。つまり、空気を入れ替えることも、流水で洗うことも「気」であると言えます。

 

運(気運)の意味

科学的にいうと、「」とは、風や水の流れを利用して幸せな人生、あるいは健康的な生活を送ることができる「確率」のことでしょう。

「気運上昇」とは、空気や水の流れを作り、幸せな人生、健康な生活を送る確率が上昇することを表現した「例え」でしょう。

 

風水の役割

風水の役割には大きく2つあります。

 

風水の役割①どこに住む?

すでにお話したとおり、風水にはもともと、人が住むのに適した土地を探すことがいちばんの使命でした。今風に言えば、地形学・地質学、防災学の知見から、人が住むのに適した土地を探す、ということです。

別記事で紹介したように、土地には住みやすい場所がある一方で、住むのに適さない場所があります。

それは自然災害が発生しやすい「命の危険がある土地」、そしてじめじめした土地のような「人の健康に影響を及ぼす土地」です。古来、風水はこのような土地を避けることが、大きな目的の1つでした。

現在では、土地探しに風水が使われることはほとんどなくなりましたが、地形学・地質学の観点からも、人が住むのに適した土地を選定することは、もちろん可能です。

これから土地探しをする方は、風水を取り入れてみてはいかがでしょうか?

私が風水を実践するのであれば、現代風に地形学・地質学、防災学の観点から、土地の評価を判断することでしょう。

 

風水の役割②どんな家に住む?

風水のもう1つの役割が、幸せな人生、健康的な生活を送るために、どんな家に住んだらよいか、衛生学上のアドバイスすることでした。

風水は、水(湿気)の滞留と淀んだ空気を嫌います。

湿気がひどい環境では、カビ、細菌、害虫を繁殖させてしまうので、病気になりやすいからです。現在でも、以下の2つは衛生学的にみても妥当な主張です。

  • 湿気(水)を滞留させないこと
  • 風通しをよくすること

したがって、水(湿気)が滞留せず、風通しがよい、家の構造、間取りとするのが理想です。そして、湿気がこもらないように、日当たりや、窓の配置もこだわる必要があります。

ここで注意したいのが、屋内だけでなく、床下や家の周りも湿気が滞留しないよう、気を付けなくてはいけません。

 

土地選びや住宅に風水を取り入れよう

あるご家庭から住宅の「湿気・カビ」について相談され、伺いました。

そのご夫婦は風水が大好きで、室内のインテリア、家具、時計、色合いはすべて風水を参考にしたそうです。300万円ほどかかったそうです。

私はこう質問しました。「土地を探すとき、家を建てるとき、風水を参考にしましたか?」

するとご夫婦から、「当時から風水は大好きだったけど、ほかのことで頭がいっぱいで、まったく考えていませんでした」

風水の本来の目的である、土地探しや住宅にこそ風水を取り入れるべきで、住むのに適した土地を選択し、水(湿気)を滞留させず、風通しのよい住宅に住んでいたなら、きっと「湿気」で悩むことはなかったでしょう。

このご夫婦のケースでは、エアコン付きの送風機を床下に設置することになり、湿気も解消されましたが、施工費と機材代で200万円弱のお金と毎月の電気代がかかっているそうです。

ポイント

✅土地探しと住宅にはこだわりましょう。

・土地探しと住宅は、人の健康に影響、ときとして命に関わる問題と認識すべきです。

✅住み始めて「湿気」で悩む方がたくさんいます。

・土地探しの段階から風水を頭の片隅に入れておく。条件が悪い場合は、住まないことも選択肢の1つです。

 

まとめ

 

まとめ

1.風水は古来、土地と住居について地形学・地質学、防災学、衛生学の役割を果たしてきた。

2.風水で言う「気」とは、風や水の流れのこと。また「運」は、確率のこと。

3.風水の主な役割は2つある。

①土地の特徴を把握し、土地を評価する役割

・人が住むのに適した土地を選ぶこと

・危険な土地を避けること

②人が住む住環境を改善する役割

・湿気(水)について滞留させないこと

・風通しをよくすること

4.土地探しと住宅にはこだわりましょう。

・土地探しと住宅は、人の健康に影響、ときとして命に関わる問題と認識すべきです。

5.住み始めて「湿気」で悩む方がたくさんいます。

・土地探しの段階から風水を頭の片隅に入れておく。条件が悪い場合は、住まないことも選択肢の1つです。

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